祝 内燃機関(ガソリン車)の継続方針
こんにちは
MSB水なし洗車ビジネスの日野です。
少し前のニュースになりますが、
「欧州連合(EU)は、エンジン車の新車販売を2035年以降禁止する方針を見直し、合成燃料(e-fuel)を利用するエンジン車に限って、その販売を容認することを表明した。」
と、欧州にて2035年以降についてもエンジン車の販売が条件つきで容認されました。
合成燃料とは、二酸化炭素と水素を使って作る燃料で、二酸化炭素を出さないのが特徴です。
合成燃料はガソリン車に普通に使用できるため、今までの車も使用可能となる夢の燃料です。
そもそも、電気自動車は、エコではありません。
リチウムイオン電池は、有害物質を多く抱え、制作に多大な二酸化炭素を排出するばかりか、
電気そのものは火力発電で賄うという、エネルギー効率からすると、むしろ環境を悪化させるのではないかともいわれています。
さらに電気自動車は、経年劣化により、蓄電容量が減少し、6~7年経てばただのゴミになります。
高温や低温にも弱く、雪国での渋滞はバッテリー電源の不足を招き、高温状態では発火の可能性が増加するなど、常に危険がつきまとうのです。
そもそも、電気自動車はガソリン車では日本やドイツに勝てない中国の思惑が強いとも言われていわれています。
なぜなら電気自動車は構造が単純で、どこの国でも比較的簡単に車が作れるため、後発組の国も競争に参加できるからです。
一方で内燃エンジンは多くの部品を使用しますが、部品の精度や強度がとても重要で、それを再現できる下請け工場の技術が無い国では、作れないのです。
日本やドイツでは、精密な工業製品を作る下地があるため、車の信頼性が高く、故障が極めて少ないと言われています。
私たち消費者としては、選択肢はいろいろあったほうがいいし、環境保護を名目とした国同士のパワーゲームに左右されて、
エコでもない電気自動車を強制されるのは、反対です。
というわけで、欧州連合(EU)の2035年問題は、少し良い方向に動いた気がします。
ただ、日本は東京都の小池百合子知事は2030年にガソリン車ゼロを打ち出したままですので、このあたりも
見直してほしいばかりです。
合成燃料の生産に関する研究に補助金を出すなど、もっと注目と関心が集まるといいなあと個人的に思っています。