職人としての自覚
おはようございます。MSB水なし洗車ビジネスの日野です。
先日、畳職人の親子の話に心を奪われました。
畳職人の親父は、親方でもあり、弟子である息子の仕事ぶりに対して、褒めたことは一度たりともありません。
ところが、親方を慕って外国からその技術を学びに来た人にはたくさん褒めるのです。
その様子を見ていた弟子である息子は、「ああ、私も一度でいいから親方に褒められたい」と言いました。
それを聞いていた親方はこう言いました。
「職人は死ぬまで、一生勉強です。だから私は弟子が良くできていると思っても決して褒めることはしないんです。死ぬまで勉強ですから。」
「職人は満足するとそこで成長が止まります。終わりはないんです。」と。
私は、親方の仕事に対する真摯な姿勢から弟子に対する深い愛を感じました。
だから、日本の伝統技術は芸術品にまで高められているのだと。
洗車も同じだと思います。
心を込めて、満足せず、さらに高みを目指して、心から感動していただける仕事をすること。
これが、自身の成長につながるとともに、それに携わる人の喜びにつながるのだと。
そう思ってから、洗車の仕事は作業から楽しみへと変わりました。
仕事を通して、自分を高めていける。こんな世界があったのだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
職人さんバンザイ\(^o^)/