自分以外の者になろうとするな

d82741449bd958da55666d9f5f5b18ce_mみなさんこんにちは、MSB水なし洗車ビジネスの日野です。

昨日、実演販売士として関西でご活躍されているKさんとお会いする機会がありました。実演販売士とは、テレビショッピングなどでもよくある、実演をしながら商品の良さを視聴者に伝えて、販売のお手伝いをする職業の方です。その方は会社を6つも所有しているのですが、実演販売士が最も楽しくて性に合っているので、力を入れているそうです。月間で十数件もの講演依頼をこなしていて、とても充実しているそうです。

彼は「仕事をお金で選んだのではなく、本当に好きだから、楽しいから選んだのです。サラリーマンから独立したのですが、起業するなら好きなこと以外はやりたくなかったんです。言われたことを言われたとおりにやる仕事は嫌いでして。」と語ってくれました。私は彼が本心から語っていることが一瞬で伝わりました。彼は自分をよく知っていて、自分の勝負するフィールドを知っているので、自分に自信があるし、成功する人です。もちろん、すでに成功しているのですが。

世の中にはいろんな「成功法則」が出回っています。しかしながら、多くの人が成功法則を学んだからと言って必ずしも結果がでないのには理由があります。

それは、「自分以外の者になろうとする」からに他なりません。

ほとんどの人は24時間常に一緒に過ごしていながら、本当の「自分」のことを知りません。

みなさんは、自分は何が本当に好きなことなのか、自分は何を本当に求めているのか、何が強みで、何が得意で、何をしているときが幸せなのか、明確に答えられるでしょうか。

多くの人は、外部から得た偽りの情報に惑わされて、本当の自分を知りません。

・○○さんのように英語が話せるような人になれば、仕事も順調に行きそうだ。勉強しなければいけない。

・セールスの勉強をして○○さんのようになれば幸せになれそうだ。セールスをできるようになろう。

・○○さんのように話し上手になるには、話すテクニックを学ばなければいけない。

このように思ったことは無いでしょうか。自分に無い能力を身に着けることは、とてもハードなミッションです。困難を乗り越えることに主眼を置く生き方ならばこれもありですが、不得意分野を伸ばしても、残念ながら得意な人にはかないません。自分のオリジナリティを活かした得意分野をとことん磨けば、誰もが認めるスキルを手にすることになり、世の中に貢献できる武器を手にすることができます。

自分が好きなことは、見返りを求めません。好きだからやっているので、その人に苦労はありません。にもかかわらず、多くの人がそのスキルに価値を認め、自然とお金がついてきます。

逆に嫌いなことで生計を立てようとすると、見返り目的で仕事をしますので、見返りが少ないと不満を抱くようになります。一生懸命やった割には不思議とお金もついてきません。嫌いなことをやれば、当然ストレスもたまりますので、病気にもかかりやすくなってしまうのです。

蝶の幼虫はカブトムシになろうとしません。蝶は蝶のままでいいのです。

自分で無い者になろうとしても、いい結果を生みません。苦手な分野は、それが得意な人と手を組みましょう。それが、お互いに最も自分の能力を発揮できて、最も効率の良い方法です。

自分はいったい何者なのか、よく観察してみましょう。自分の過去を振り返って、熱中できたこと、好きなこと、心躍ることは何だったでしょうか。本当の自分は何を求めているか、見つめる機会を持ちましょう。

そして、自分のオリジナリティを活かして、得意分野でとことん世の中に貢献していきましょう。

以上、「自分以外の者になろうとするな」でした。

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