水素自動車についてユーザーに聞きました
みなさんこんにちは。MSB水なし洗車ビジネスの日野です。
つい先日、水素自動車であるミライのオーナー様のお車を洗車しました。
プリウス似のセダンですが、その車体は思った以上に大きく、迫力がありました。
洗車後にオーナー様との会話になったのですが、やはり水素スタンドがほとんど無くて、使いにくいとのことでした。
都内以外への遠出は水素スタンドが確保できないため、NGだそうで、「こんな不便な車はよっぽど物好きじゃないと買っちゃいけないよ。」と自嘲ぎみにお話しされていました。
水素自動車には、スタンド以外にもいろいろと不便な点があるようで、寒い時にはマフラーから大量の水が出るとか、充填に結構時間がかかったりとか、まだまだこの状態では普及は見込めないだろうとおっしゃっておりました。
その後、私も興味を持ったので、水素自動車のことを調べてみました。
なんと水素自動車は実はエコではないということになっており、びっくりしてしまいました。
水素は地球上には存在しないため、水素を創り出すために大量のエネルギーを必要とし、そこではもちろん大量の二酸化炭素が排出されるとのこと。車からがクリーンな排ガスが出ていても、水素を作る過程で大量の二酸化炭素が発生するなら、結局、意味がないのではないでしょうか。
エネルギー効率から考えると、むしろそのままガソリン車を使用した方が、よっぽど経済的だし、クリーンだったりするとのことです。
これって、いったい誰が得するのでしょうか。
一部の利権者だけが潤うしくみならば、無駄な補助金など廃止したほうが良いのではなんて、考えてしまいますね。
そういえば、一時期、割りばしがエコではないから、マイ箸を持参しようなどという運動があったことを思い出しました。
あれって、割りばしは廃材にする切れ端の木材を有効利用していたから、木材の無駄遣いでも何でもなかったのに、あの謎のエコロジー運動おかげで、国内産業がつぶれただけという、自己満足な運動でした。
水素自動車もそんな香りのする話題なのかもしれないと思ったのでした。